未だに印象深い1997年(〜2002年)のアップルコンピュータの広告キャンペーン「Think different」について、わかる範囲ではあるが可能な限りまとめておきたいと思う(≧∀≦)b!!
(随時追加していくし、間違っていたら修正します)
前回は「テレビCM」についてまとめました。
今回は印刷物「雑誌広告・野外広告・ポスター」についてまとめてみます(≧∀≦)b!!
【 雑誌広告 】
「Think different」キャンペーンの印刷広告は、MacやiPodなどのアップル製品にスローガンである「Think different」をさらりと添えたものが数多くの主要雑誌に掲載されました。
【 野外広告 】
上記の商品に「Think different」を添えた広告とは並行して、もうひとつブランド・イメージに焦点を当てた広告シリーズがありました。
ま、こちらが有名なんですけど、20世紀に活躍した人物の肖像に小さなアップルのロゴと「Think different」の言葉を一角に配しただけのもので、主に野外広告でその効果を発揮した。
確認の取れた取り上げられた人物には・・・
- ジム・ヘンソン
- ネルソン・マンデラ
- リチャード・ファインマン
- ジミ・ヘンドリックス
- マリア・カラス
- マイルス・デイヴィス
- マーサ・グレアム
- フランク・シナトラ
- ジャッキー・ロビンソン
- オーソン・ウェルズ
- ベンジャミン・スポック
- アンセル・アダムス
- セサール・チャベス
- ジョーン・バエズ
- 黒澤明
- 三宅一生
- 盛田昭夫
- 手塚治虫
【 ポスター 】
1997年から1998年にかけて 24インチ x 36インチ サイズの宣伝用ポスターが制作され、野外広告同様に20世紀に活躍した人物の肖像に小さなアップルのロゴと「Think different」の言葉を一角に配しただけのものでした。
「Think different」のポスターは、少なくとも5セット、29種類が制作され、2000年頃には、11インチ x 17インチ のポスター10枚を収めた「Educator Set(教育者セット)」が、アップルの教育関係の流通経路を通して配られたそうです。
【 Set 1 】
- アメリア・イアハート
- アルフレッド・ヒッチコック
- パブロ・ピカソ
- マハトマ・ガンディー
- トーマス・エジソン
【 Set 2 】
- マリア・カラス
- マーサ・グレアム
- ジョーン・バエズ
- テッド・ターナー
- ダライ・ラマ14世
【 Set 3 】
- ジム・ヘンソン
- マイルス・デイヴィス
- アンセル・アダムス
- ルシル・ボールとデジ・アーナズ
- ボブ・ディラン
【 Set 4 】
- フランク・シナトラ
- リチャード・P・ファインマン
- ジャッキー・ロビンソン
- セサール・チャベス
【 Set 5(映画監督シリーズ)】
- チャーリー・チャップリン
- フランシス・フォード・コッポラ
- オーソン・ウェルズ
- フランク・キャプラ
- ジョン・ヒューストン
- 黒澤明
【 Educator Set(教育者セット)】
- アルベルト・アインシュタイン
- アメリア・イアハート
- マイルス・デイヴィス
- ジム・ヘンソン
- ジェーン・グドール
- マハトマ・ガンディー
- ジョン・レノンとオノ・ヨーコ
- セサール・チャベス
- ジェームズ・ワトソン
- パブロ・ピカソ
【 オマケ – GIFアニメにしてみたよ 】
次回では「壁紙やパロディ」についてまとめてみます(≧∀≦)b!!
Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学
posted with カエレバ
ケン・ シーガル NHK出版 2012-07-31
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