1981年にNHK『みんなのうた』で放送された名曲「コンピューターおばあちゃん」が、令和の時代に新たな命を吹き込まれました。2025年4月27日、YouTubeチャンネル「Re:Re:Re:TUNE」にて、8人の気鋭クリエイターによる再解釈を経た新アニメーションミュージックビデオ(MV)が公開され、話題を呼んでいます。
このプロジェクトは、音楽と映像の融合を通じて時代を超えた作品を再構築する「Re:Re:Re:TUNE」の一環として制作されました。総合ディレクターには、「キタニタツヤ-PINK」やアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の一部映像を手掛けた「最低やさいコーナー」氏を迎え、CG・実写・ドット・アニメーションなど多彩な手法で8人のクリエイターがそれぞれの視点から「コンピューターおばあちゃん」を表現しています。
参加クリエイターは以下の通りです:
- Scene01:ととりか
- Scene02:_karudo
- Scene03:mocobo
- Scene04:Muscat
- Scene05:JACKSON kaki
- Scene06:最低やさいコーナー
- Scene07:Yu Takahashi
- Scene08:暗闇まよい
また、衣装デザインはyoh氏が担当し、ダンサーにはnaka氏、孫役にはvq氏が起用されています。
コンピューターおばあちゃん とは
「コンピューターおばあちゃん」は、作詞・作曲を伊藤良一氏、編曲・プロデュースを坂本龍一氏が手掛け、酒井司優子氏(東京放送児童合唱団)が歌唱した楽曲です。明治生まれの博学で元気なおばあちゃんを、孫の視点からコンピューターに例えて称える内容で、テクノポップ調のメロディとユーモラスな歌詞が特徴です。NHK『みんなのうた』での放送以降、再放送やカバーが繰り返され、世代を超えて親しまれてきました。
今回の令和版MV公開により、「コンピューターおばあちゃん」は再び注目を集めています。昨年末の『第75回NHK紅白歌合戦』では、ILLIT(IROHA MOKA)、Number_i、ME:I(KEIKO SHIZUKU)によるパフォーマンスも話題となり、若い世代にもその魅力が広がっています。
新たな解釈と表現を加えた令和版MVは、懐かしさと新しさが融合した作品として、多くの人々に感動を与えています。ぜひ一度ご覧になってみてください。
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