抽選応募220万人、任天堂社長が謝罪
2025年6月5日に発売予定の「Nintendo Switch 2」の初回抽選販売に、220万人以上が応募しました。これは日本の人口の約56分の1に相当し、任天堂の予想を大きく上回る応募数となりました。この事態を受け、任天堂の古川俊太郎社長は「多くの方にお届けできず、誠に申し訳ございません」と異例の謝罪を行いました。
マイニンテンドーストアでの抽選応募には、過去のプレイ時間や「Nintendo Switch Online」への加入期間など、厳しい条件が設定されていましたが、それでも220万人以上が応募する結果となりました。
抽選に外れた応募者は、自動的に第2回抽選に繰り越されますが、供給不足は続く見込みです。任天堂は他の小売店でも予約受付を開始し、発売後も生産体制を強化していくとしています。
「Nintendo Switch 2」とは?
「Nintendo Switch 2」は、2017年に発売された初代Switchの後継機で、2025年6月5日に発売予定です。本体価格は日本国内向けで49,980円(税込)からとなっています。
主な特徴:
- 後方互換性:初代Switchのソフトもプレイ可能。
- 性能向上:メモリが12GBに増加し、ストレージも256GBに拡大。
- コントローラーの改良:Joy-Conがマグネット式で着脱可能になり、背面ボタンが追加。
- グラフィック性能:NVIDIA製チップセットを搭載し、AIアップスケーリング技術により4K解像度に対応。
また、4月2日には「Nintendo Direct 2025.4.2」が配信され、詳細な情報が発表されました。さらに、世界各地で体験会が開催され、日本では4月26日・27日に千葉・幕張メッセで行われました。
供給不足と今後の展望
任天堂は、初代Switchの発売時やコロナ禍での急な需要増加により、品切れが多く発生した経験を踏まえ、「Nintendo Switch 2」ではリスクを取って生産を進めていると述べています。しかし、急速に生産のキャパシティを増やすのは簡単ではないとし、需要に応じた対応を進めていくとしています。
今後、任天堂は生産体制の強化と供給の安定化を図り、多くのファンに「Nintendo Switch 2」を届けることを目指しています。
「Nintendo Switch 2」の詳細情報や予約方法については、任天堂の公式サイトや各小売店の情報をご確認ください。



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