任天堂は、次世代ゲーム機「Nintendo Switch(仮称:スイッチ2)」の画面に最初から貼られているフィルムについて、「絶対に剥がさないでください」とユーザーに注意喚起しました。このフィルムは単なる保護シートではなく、「飛散防止粘着フィルム」という特別なもので、画面が割れた際にガラス片が飛び散るのを防ぐ役割があります。従来のSwitchではなかった対応で、Switch2に採用されると噂されている有機ELやガラスパネルの採用に伴い、安全性を重視した対策とみられています。
このフィルムは本体の一部として設計されており、ユーザーが誤って剥がした場合、画面の保護機能が失われるだけでなく、保証対象外になる可能性もあるため注意が必要です。また、別の保護フィルムを貼りたい場合も、この飛散防止フィルムの上から貼るよう推奨されています。今後の新モデルでは、こうした設計が標準化される可能性もあり、ユーザーの扱い方にも変化が求められそうです。
「飛散防止粘着フィルム」とは?
飛散防止粘着フィルムとは、ガラス製の画面などが破損した際に、割れた破片が飛び散るのを防ぐために貼られる特殊なフィルムです。主にスマートフォンやタブレット、家電製品、建材などに使われ、事故や怪我のリスクを減らす安全対策の一つです。通常は透明で、普段の使用では存在を意識しにくいですが、緊急時には破片をしっかりと留める役割を果たします。スイッチ2にもこの安全機構が採用されたことで、ユーザーには新たな注意と理解が求められています。
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