[Apple] iPhone

iPhoneで“Leicaらしい撮影体験”を──「Leica LUXグリップ」試用レポート

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Leicaが2025年2月に発表した「Leica LUXグリップ」は、MagSafeを用いてiPhoneに装着することで、本格カメラのような操作性をもたらすアクセサリーです。その筐体はアルミ製で、320〜330ユーロ(約300ドル)という高価格ながら、「カメラを手にしているような感覚」を重視したデザインとなっています。物理的な2段階式シャッターボタン、設定ダイヤル、2つのカスタム可能なファンクションボタンを備え、BluetoothでLeica LUXアプリと連携。シャッター半押しでピント合わせ、全押しで撮影といった伝統的な操作性を再現しています。

実際の使用感は秀逸と高評価される一方、MagSafeによる着脱の確実性や、シンプルすぎる丸型グリップの使い心地に難点もあるとの声も。「滑りやすく、手になじみにくい」「MagSafe接続が不安で、iPhoneが外れそう」といった意見がありました。

また、グリップはLeica LUXアプリ専用であり、カメラ標準アプリやInstagram、Halideなどでは使用不可。アプリ単体でほぼ同様の「Leica Look」を再現できるため、グリップ自体の価値に疑問を呈する評価も見られます。価格と用途を考慮すると、Leicaファンには魅力だが、一般的なユーザーには判断を迷わせる製品と言えそうです。
一方、高い評価を得ているのは、専用アプリとグリップが生む一体感。「iPhoneでありながら、明らかに“カメラを構えて撮る”体験」が得られるという点で、スマホ写真の新しい可能性を提示しています。


Leicaの歴史:100年超の革新と光学遺産

Leicaは150年以上の歴史をもつドイツ発の光学機器メーカー。最も大きな転機は、光学技師オスカー・バルナックによる初の商用35mmカメラ「Ur-Leica(ライカ I型)」の開発でした。これは1925年、ライプツィヒの春の見本市で発表され、コンパクトかつ高性能な設計により、カメラの小型化と携帯性を一気に進めました。

以後、Leicaはカメラやレンズによる画質・操作性・デザインの革新を続け、プロフォトグラファーやアマチュアに愛される存在に。2025年はLeica I誕生100周年の年で、世界各地で記念イベントや展覧会、新商品が展開されています。

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