無印良品は、1食300グラムの「大盛りカレー」シリーズに、2種類の新作を追加することを発表しました。
まず「和出汁と牛肉の大盛りカレー」は、鰹節・利尻昆布・鯖節などを炊き出した出汁に宗田鰹節の粉末を加え、香り高く旨み豊かに仕上げた“和風”テイスト。辛さは2段階中の“2辛”と抑えめに設定されています。
もう一方の「牛肉と香味野菜の大盛りカレー」は、玉ねぎ・セロリ・人参などを香ばしく焼き、トマトやチキンエキスで煮込んだデミグラス風味に、野菜の切れ端を使ったブイヨンの旨みを重ねてコクを出しているのが特徴。辛さは“3辛”と、ややスパイシー寄りです。


どちらのカレーも、月齢30か月以上とされる、一般的には硬く扱いにくい牛肉を使用。レトルト調理の高温高圧工程を逆手にとり、煮込み料理と同様の効果で肉を柔らかく仕上げ、旨みを引き出しているとのこと。
販売価格はいずれも税込390円。発売開始日は「和出汁と牛肉」が10月8日、「牛肉と香味野菜」が10月15日から、全国の無印良品店舗およびネットストアで順次展開されます。
この新ラインナップの追加により、これまで人気を博していた「素材を生かした 牛ばら肉の大盛りカレー」に続く選択肢が増え、無印良品のレトルトカレーシリーズをさらに充実させる狙いが伺えます。
無印良品の豆知識
以下、無印良品についての興味深い豆知識をまとめます:
- 無印良品は株式会社良品計画が運営するブランドで、那須其の基本的なブランド理念として「無ブランド」「シンプルで機能的な商品づくり」が掲げられています。
- 商品にはブランドロゴを前面に出さず、あえてラベルやロゴを最小限に抑えたデザインが多いのが特徴です。
- 色使いも抑制的で、黒・白・グレー・ネイビーなどベーシックカラーを基調とし、過度な装飾を避ける傾向があります。
- 製品の素材選びにもこだわり、天然素材を重視したり、地球資源・リサイクル性を考慮した設計が意識されていることが知られています。
- 無印良品は日本国内だけでなく、海外にも多数出店しており、2023年時点で世界中に多くの店舗網を持っています。
- また、商品の包装設計にも工夫があり、無駄を省くパッケージングや、商品ラベルを簡単に剥がせる仕様といった配慮がなされることがあります。


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