新たに登場した改造キットにより、LEGO製の「Game Boy」レプリカがプレイ可能な携帯ゲーム機へと変身します。スイスのファンチーム「Substance Labs」が手掛ける「BrickBoy」キットは、420~421ピースのLEGOセットに対し、2.4インチ液晶モニターとボタン制御モジュールを“差し込むだけ”で組み込める仕様。約5分ほどで設置完了できるとのことです。
このキットには、「Essential Kit(モノクロGBゲーム対応)」、「Gamer Kit(カラー/GBAも対応、Bluetooth付き)」、「Collector’s Edition(展示用連続駆動仕様))」の3種類が企画されています。
一方で、モッダーのNatalie the Nerd氏が開発している「Build A Boy」キットは、実際のGBハードウェア基板を再利用して本物のゲームカートリッジを動かせる本格派。こちらは2026年初頭発売予定とされていますが、手持ち部品の調達がネックとの報道もあります。
いずれのキットも、元のLEGOセット自体はゲーム起動できない展示用モデルである点を前提に、改造によって「遊べるゲーム機」に変えるという点がユニークです。
改造に興味がある方には、半日で組み込み可能という手軽さと、カートリッジ動作やエミュレーション対応といったスペック面の違いを比較検討する価値があります。
ゲームボーイの豆知識5選
- 発売日は日本で1989年4月21日。
- 解像度は160×144ピクセル。
- 初期モデルはモノクロ画面(4階調)で、“色”ではなく“遊び”にフォーカス。
- バッテリーは単3電池4本で動作。
- 世界販売台数は1億台超(おおよそ1億1,800万台)とされ、携帯機として歴史的に大成功。
ゲームボーイの歴史
- 1989年4月21日:日本にてゲームボーイ初代モデルが発売。
- 1989年7月31日:北米でもリリース。
- モノクロ・長時間バッテリー・多彩なソフトラインナップで大ヒット。
- その後、カラー対応の“Game Boy Color”など派生機が登場。
- 2003年3月23日:ゲームボーイ初代モデルが生産終了。



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