日清食品は2025年11月10日（月）に、即席めんブランドの新展開として“ブラック”シリーズ4品を全国発売すると発表しました。対象となるのは、チキンラーメン（「ブラックチキンラーメン」）、日清のどん兵衛（「黒きつねうどん 粗挽き黒胡椒と濃厚黒醤油スープ」）、U.F.O.（「黒焼そば 焦がしにんにく香るイカスミソース」）、そしてカレーメシ（「濃厚ビーフ」）の4ブランド。いずれも真っ黒な見た目と、スパイスや醤油、イカスミなどを用いた“パンチのある味わい”を特徴としています。
シリーズの中でも特に目を引く「ブラックチキンラーメン」は、チキンのうまみをベースに 18種類のスパイス をきかせた“スパイスカレー味”の真っ黒なスープを採用。濃厚かつ香り立つ仕様です。 さらに「どん兵衛」黒きつねうどんは、濃口醤油に鰹と鶏のだしを合わせ、粗挽き黒胡椒でアクセントを加えた真っ黒スープ、「U.F.O.」黒焼そばはイカのうまみをベースに焦がしにんにくをきかせたイカスミソース、「カレーメシ」濃厚ビーフは、ビーフのコクを土台に、炒めた玉ねぎと 14種のスパイス を凝縮した黒いルゥが特長です。
この「ブラック」シリーズは、近年盛り上がりを見せる“ブラックフライデー”にあわせた期間限定企画として、2023年から毎年展開されてきたもの。2025年版では「チキンラーメン」ブランドが新たに加わったことでバラエティが拡大しています。消費者としては、いつもの即席めんとはひと味違うインパクトのある見た目と味を楽しめるチャンスです。
チキンラーメンの豆知識5選
- チキンラーメンは1958年8月25日に発売され、「世界初の即席ラーメン」として知られています。
- 麺が揚げ麺になっているのは、創業者安藤百福が“天ぷら”の油揚げによる乾燥方法を見てひらめいた「瞬間油熱乾燥法」によるものです。
- 長期間保存できる構造になっており、揚げ麺の麺がほぼ完全乾燥状態なので“お湯を注ぐだけ”で食べられる仕組みが生まれました。
- 「ひよこちゃん」というマスコットキャラクターがあり、パッケージやグッズなどで幅広く親しまれています。
- 麺をお湯で戻さずそのまま食べる“おやつ風”アレンジがあり、その場合、袋のまま食べると塩分がかなり高くなるので注意が必要とされています。
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