漫画家 藤本タツキ(『チェンソーマン』、『ルックバック』など)の読切作品を元にしたアニメ短編『シカク』が、韓国・京畿道富川市で10月23日から25日に開催された第27回プチョン国際アニメーション映画祭(BIAF)にて、短編部門“観客賞”を受賞しました。

この作品は、3500年生きるヴァンパイア「ユゲル」に「殺してほしい」と依頼された若き暗殺者「シカク」がその任務へ赴く物語。監督は 安藤尚也、声の出演には 花澤香菜 と 杉田智和 が名を連ねています。
藤本タツキ自身の短編集企画『藤本タツキ 17‑26』の一篇として制作されており、11月8日より世界配信開始予定とのこと。

受賞のニュースを受けて、制作スタッフからは「視聴者にシカクの“可愛さ”が伝わったのでは」との喜びのコメントも。今回の快挙は、藤本タツキワールドのアニメ化が国際舞台でも高く評価された証となり、今後の展開にも期待が高まります。
ネット上の声5選
- 「『シカク』の映像化に震えた」
- 「ユゲルがイケメンすぎた、映像でのキャラデザ&声が最高!」
- 「原作読んだ時より映像版の方が魅力が膨らんでてびっくりした」
- 「学生時代の藤本タツキが描いた“初期衝動”がアニメで蘇るのが楽しみ」
- 「心が折れた…という感想もあるけど、自分には単純に“面白かった”以上の衝撃だった」
プチョン国際アニメーション映画祭(BIAF)の豆知識5選
- 専門名称:Bucheon International Animation Festival(略称 BIAF、プチョン国際アニメーション映画祭)は、1999年に韓国・富川市で学生向けアニメーション祭として始まったのが起源。
- 2017年以降、アカデミー賞短編アニメーション部門予備対象として認定されるなど、国際的評価も高い祭典です。
- 競技部門には「劇場長編」「短編」「卒業制作」「TV&委託作品」「韓国短編」など複数カテゴリーがある。
- 2025年大会(10月24〜28日)において、短編部門の観客賞(Audience Prize)は賞金付きで、入選作品のグローバルな露出チャンスもある。
- 映画祭期間中には上映だけでなく、アニメ産業フォーラム、学生向けワークショップ、作家・制作者向けネットワーキングイベントなども開催され「クリエーター育成」の場としても注目されています。



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