任天堂は6月5日発売された新型「Switch 2」について、初代Switch付属のHDMIケーブル使用を控えるよう注意喚起しました。旧ケーブル(HDMI 1.4規格)では4K/30Hz出力しか対応できず、実際はSwitch 2が対応する4K/60Hzや1440p/120Hzなど高リフレッシュ性能を引き出せない可能性があるためです。
公式サイトでは旧ケーブルは「非対応」と表記されていますが、物理的には接続可能で映像が出るものの、ゲーマー向け性能を十分に活かせなくなると明言しています 。ユーザーからは旧ケーブルで画面がちらつく、音が出ないなどの報告もあり 。Switch 2には48Gbps帯域に対応したUltra High Speedケーブル(HDMI 2.1)が同梱されており、これを使用することで全能力を発揮できるとしています。
まとめ
- Switch 2を最大限に活かすにはUltra High Speedケーブル(HDMI 2.1)を必ず使用。
- HDMI規格が上がるほど帯域・解像度・リフレッシュレート・機能性が飛躍的に強化。
- 旧ケーブルは使えるが能力制限で「本来のSwitch 2体験」はできません。
HDMIの種類と規格(要点)
- 最大帯域10.2 Gbps、4Kは最大30Hz対応
- ARC機能や3D対応、Microタイプ導入
- 最大帯域18 Gbps
- 4K/60Hz出力可能。基本的な高画質対応。STB、Blu-rayなどに広く普及
- 最大帯域48 Gbps
- 4K/120Hz、8K/60Hz、高フレームレート/高解像度に対応
- VRR(可変リフレッシュ)、ALLM(低遅延自動切替)、eARCなど次世代機能を網羅
- 最大帯域96 Gbps(Ultra96ケーブル)
- 4K/480Hz、8K/240Hz、10K/120Hzの超高性能映像対応予定
- 2026年以降の対応製品登場見込み
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