スタジオジブリ責任編集による画集シリーズ最新刊『宮﨑駿イメージボード全集 4 ナウシカ前史』が、2025年7月8日に発売されます。本作は、宮﨑駿監督が『風の谷のナウシカ』(1982年連載開始)の前段階で描いた習作群をまとめたもので、当時の構想スケッチを含む全188点のイメージボードを初公開58点を含めて余すところなく収録。
収録内容は「ロルフ」「グールの王女ナウシカ」「土竜とクシャナ」「戦国魔城」「風使いの娘ヤラ」など、宮﨑監督が企画検討段階で描いたキャラクターやメカ、風景などが勢揃い。一連の試行錯誤から、後のナウシカ像へつながる萌芽が鮮やかに浮かび上がります。

巻末には、鈴木敏夫プロデューサーによる新規インタビューも掲載され、宮﨑監督の創作過程や当時の情景を深く掘り下げます。B4変形判・192ページ構成で、本体価格6,000円+税。次巻は『紅の豚』が2025年12月、『耳をすませば On Your Mark』が2026年初夏刊予定です。
この一冊は、ナウシカ以前の世界観形成のプロセスを学びたいファンや研究者にとって貴重な資料であり、宮﨑駿作品の思考と試行錯誤を豊かに感じさせてくれます。
「イメージボード」とは?
イメージボードは、アニメや映画制作のプリプロダクション段階で描くアイデアスケッチで、作品世界の雰囲気やビジュアル方向性を探るための重要な資料です。宮﨑監督は「絵で考える」手法をとり、自身の頭の中のイメージを視覚化してスタッフと共有するために描いています。
この画集に収められたイメージボードは、原画を高精度スキャンして原寸またはほぼ原寸に近いサイズで再現。絵の色彩やタッチの風合いを忠実に伝えることで、宮﨑監督の創作の“原点”がよりリアルに感じられます。






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