9月29日、ハセガワは新作プラモデル「レトロ自販機(うどん・そば)“マジンガーZ”」の出荷を開始しました。価格は2,860円(税抜き、同記事調べ)です。
この商品は、昭和期に街角やドライブインで見られた「うどん・そば自販機」と、ロボットアニメの金字塔「マジンガーZ」とのコラボレーション。自販機本体にはマジンガーZのロゴやイラストを配し、デザイン性を強めています。
組み立ては接着剤不要(はめ込み式)で、アイボリー、ブラック、クリアーという3色のパーツ構成。うどん・そば本体パーツや割り箸パーツも2種類ずつ同梱され、細部演出も楽しめる仕様です。割り箸取り出し口や商品取り出し口なども可動ギミックとして再現されています。

この「レトロ自販機」シリーズ自体は過去にもハセガワが複数展開しており、ハンバーガー自販機やブックベンダー(本の自販機)、かき氷自販機などが登場してきました。今回のマジンガーZ版は、シリーズの中でもコラボ色の強い一作と言えるでしょう。
模型ファン、昭和ノスタルジー好き、そしてマジンガーZファンの心をくすぐる一台。自分だけの“昭和自販機風景”をデスクや棚で再現したい人にぴったりです。



なお、同シリーズの他のアイテムもチェックできます。たとえば ハセガワ 1/12 レトロ自販機(ベーシックなレトロ自販機モデル)や ハセガワ 1/12 レトロ自販機 トーストサンド(トーストサンド式自販機モデル)など、シリーズ展開が豊富です。
レトロ自販機の豆知識
レトロ自販機とは、主に昭和時代から普及した、食べ物(うどん・そば、トースト、ハンバーガーなど)を自動販売できるタイプの自動販売機を指します。
内部の調理しくみ
- うどん・そば自販機では、コイン投入後に回転型の商品棚から選択した麺パーツが落下し、下部のヒーターで加熱。具材を掛けて取り出す方式があります。
- 川鉄方式という傾斜式の湯切り構造をとる機種もあり、具材の飛散を抑える設計となっているものも。
- トースト自販機は、アルミホイルに包まれたパンがヒーターで両側から加熱され、約1分ほどで焼き上がる構造。
歴史と衰退
- 高度経済成長期、クルマ移動の普及とともにドライブイン文化が盛んになり、無人で24時間対応できる自販機食堂が各地で展開されました。
- のちにコンビニやファストフード店が24時間営業を拡充すると、自販機食堂は徐々に減少。現在は全国でも稼働台数が非常に限定されており、希少価値が高まっています。
- 観光や昭和ノスタルジーをテーマにした「レトロ自販機スポット」が注目され、ファンによる巡礼や取材の対象となっている場所も多くあります。
こうした背景を知ると、「マジンガーZ自販機プラモデル」がただのオモチャではなく、昭和文化へのリスペクトと物語性を伴った一品であることが感じられるでしょう。





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