『ドラゴンボール』など世界的な名作を生み出した、愛知県清須市にある鳥山明氏の仕事場が解体されることになりました。長年ファンから「聖地」として親しまれた特徴的な黄色の建物は、2026年10月から工事が始まり、現在は大部分が取り壊されています。
解体の背景には、鳥山氏が2024年に逝去されたことと、施設管理の難しさがあります。閑静な住宅街に位置しているため、跡地を博物館や観光地として一般公開することは、近隣住民の生活環境への影響を考慮すると現実的ではありませんでした。

実際に、建物を管理していた株式会社バード・スタジオも2026年8月に清須市から東京都内へと移転しています。多くのファンからは「清州城の近くにあった黄色い建物がなくなるのは寂しい」と惜しむ声が上がる一方、「住宅街のど真ん中だから保存は難しい」と理解を示す意見も少なくありません。

偉大な漫画家が長年創作活動を続けた物理的な「聖地」は姿を消してしまいますが、彼が残した功績は決して色褪せません。仕事場という空間は失われても、そこで描かれたキャラクターたちの冒険は、これからも世界中の人々の記憶の中で永遠に生き続けることでしょう。
ネット上の声5選
- 名作が生み出された黄色い建物が解体されてしまうのは、ただただ寂しいし悲しい。
- 記念館や博物館にしてほしかった気持ちはあるけれど、閑静な住宅街にあるから現実的には厳しいと理解できる。
- 地元の清須市や愛知県にとって大きな損失だが、周辺住民への配慮や迷惑を考えたら仕方がない決断だと思う。
- 管理会社であるバード・スタジオがすでに東京へ移転していたことを、今回のニュースで初めて知って驚いた。
- 建物自体はなくなってしまっても、あの仕事場で描かれたドラゴンボールなどの作品は私たちの中で永遠に生き続ける。
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
バード・スタジオ の豆知識5選
- 名称の由来:株式会社バード・スタジオの社名は、鳥山明氏の名字「鳥(バード)」に由来します。1983年の設立以来、漫画の著作権管理やゲームのキャラクターデザイン、アニメ監修など、多岐にわたる氏の創作活動を支える拠点として機能し、数々の名作を裏から支え続けてきたプロデュース会社です。
- 特徴的な外観:愛知県清須市にあった仕事場は、鮮やかな黄色の外壁が特徴的な洋風の建物でした。一見すると漫画家のスタジオとは思えないお洒落な外観で、閑静な住宅街の中でもひときわ目を引く存在であり、地元住民やファンからは名作を生み出した「聖地」として長年親しまれ、人々に愛されてきました。
- プラモデルとの縁:鳥山氏は大のプラモデル好きで、スタジオ内には膨大な数の模型や資料が保管されていました。緻密なメカニックデザインや圧倒的な立体感を持つ構図は、仕事場で日々プラモデルに触れて構造を理解していた経験が反映されており、氏の卓越した画力を支えるインスピレーション源となっていました。
- デザイン事務所出身:漫画家デビュー前、鳥山氏はデザイン会社で広告のレタリングなどを担当していました。その経験はスタジオでの執筆作業に活かされており、トーンを多用せずベタと線画だけで見事に立体感を表現する洗練された画風は、デザイナー時代に培われた緻密な技術やデザインセンスが基礎となっています。
- 東京への機能移転:設立当初から鳥山氏の地元の愛知県清須市を拠点としていましたが、2024年の氏の逝去後、2026年8月にスタジオ機能は東京へ移転しました。これにより長年愛知から世界へ発信された鳥山作品の管理体制は新たな節目を迎え、それに伴い役割を終えた歴史ある建物も解体される運びとなりました。


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