映画『スター・ウォーズ』シリーズで使用された、人気キャラクターC-3POの「本物の足」が、2025年に行われるプロップ専門のオークションに出品されることが発表されました。この足は、C-3POを演じた俳優アンソニー・ダニエルズ本人のコレクションの一部であり、実際に映画の撮影で使用された貴重なアイテムです。
出品されるのは、C-3POの象徴的な金色の外装パーツの一部で、特に1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』や、その後の作品群でも使われていた可能性が高いとされています。推定落札価格は最大で10万ドル(約1,500万円)に達する見込みで、世界中のコレクターや熱狂的なファンの注目を集めています。

このオークションでは他にも、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』といったルーカスフィルム作品のアイテムが多数出品される予定です。C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズは、自身のキャリアを記念してこのコレクションを手放す決意をしたと語っており、「映画史の一部が次の世代に受け継がれることを願っている」とコメントしています。
ファンにとっては、ただの映画小道具ではなく、「銀河系の歴史」が詰まった聖なるオブジェとも言える存在。それだけに、落札者が誰になるのか、そしてその足がどこに飾られるのかにも注目が集まっています。
C-3POとは?
C-3PO(シースリーピーオー)は、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する人型のドロイド(ロボット)で、翻訳と儀礼を専門とするプロトコル・ドロイドです。金色の外装と細身の体型が特徴で、6,000万以上の言語に精通する設定。礼儀正しく臆病な性格で、相棒のアストロメク・ドロイド「R2-D2」とともにシリーズを通じて登場し、コミカルかつ重要な役割を担っています。
演じたのは俳優アンソニー・ダニエルズで、彼は1977年の第一作からすべての実写映画に出演し続けた唯一のキャストとして知られています。C-3POは単なる脇役にとどまらず、シリーズの語り部的存在でもあり、ファンから長年にわたり愛されてきました。
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