魚豊氏のデビュー作『チ。―地球の運動について―』の“原点”ともいえる劇場長編アニメーション作品『ひゃくえむ。』が、2025年9月19日より全国公開されることが正式発表されました。主人公の陸上ストーリーに深みを加える追加キャストとして、声優界でも屈指の実力を持つ 内山昂輝 さんと 津田健次郎 さんが抜擢されました。
▼ 追加キャスト情報

作品の核となる陸上競技シーンで、トガシ(松坂桃李)や小宮(染谷将太)の前に立ちはだかる“陸上界の王者”として、内山昂輝さんが財津役、“挑戦者”として津田健次郎さんが海棠役を演じます。財津と海棠はトガシと小宮の走りにそれぞれ異なる影響を与える重要人物で、緻密な演技力と声質が求められる役どころです。
▼ アヌシー国際アニメ映画祭でワールドプレミア

フランスで6月12日に開催された「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」にて、本作は満席の上映会を実施。監督の岩井澤健治氏が登壇し、前作『音楽』から約5年を経て完成に至った熱い制作背景や「100m走という“シンプルだけど奥深い”表現の難しさ」に挑んだ制作秘話を語りました。
上映後は「アニメーションの力は無限」「10秒間の熱量がここまで伝わるとは」といった絶賛の声が多数投稿され、今後の国内外での反響への期待も高まっています。
▼ 北米公開決定で世界展開へ
北米向けは、スタジオジブリ作品などの配給で著名なGKIDSが共同出資・配給を担当。GKIDS社長デヴィッド・ジェステット氏は「この新しいタイプのスポーツ映画を北米の観客にも届けられることを光栄に思う」とコメントしています。公開は2025年10月の予定。

内山昂輝×津田健次郎 コメント全文
- 内山昂輝(財津役)
「彼のセリフは独特な言い回しが多く、どう表現すべきか悩みましたが、岩井澤監督の丁寧な演出で最後まで走り抜けました。アニメーションならではの“走りの表現”にも注目してほしい。完成を僕自身も楽しみにしています」。 - 津田健次郎(海棠役)
「新しい領域のスポーツアニメだと思います。スポ根でありながら哲学的で奥深い作品。個性の強いキャラクターを丁寧かつ躍動感をもって演じられて光栄です。今までにないスポーツアニメ、ぜひご期待ください」。
『ひゃくえむ。』要約
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | 『ひゃくえむ。』 |
| 原作 | 魚豊(『チ。―地球の運動について―』) |
| 公開日 | 日本:2025年9月19日 北米:2025年10月(GKIDS配給) |
| 監督 | 岩井澤健治(『音楽』監督) |
| 制作 | ロックンロール・マウンテン |
| 主要キャスト | 松坂桃李(トガシ)<br>染谷将太(小宮) |
| 追加キャスト | 内山昂輝(財津)<br>津田健次郎(海棠) |
| 舞台 | フランス・アヌシー国際アニメ映画祭2025 ワールドプレミア開催 |
| 北米展開 | GKIDSが共同出資・配給 |
| 作品の特徴 | 100m走に懸ける人々の“熱・狂気・哲学”を描く |
| 上映時の反応 | 満席&観客絶賛「アニメーションの可能性」 |
内山昂輝/津田健次郎とは?
内山昂輝(うちやま こうき)
- 生年月日:1990年8月16日
- 代表作:『僕のヒーローアカデミア』(死柄木弔)、『ハイキュー!!』(月島蛍)など
- 特徴:幅広い役どころを演じ分ける実力派。深みある声質で“冷静な天才”から“激情系”まで多彩
- コメント:今回の財津役では独特のセリフ回しに苦労しつつ、監督との議論を経て表現に挑んだと明かしています。
津田健次郎(つだ けんじろう)
- 生年月日:1971年6月11日
- 代表作:『鬼滅の刃』(富岡義勇)など多くの人気作品に出演
- 特徴:声優・俳優・ナレーターと幅広く活動し、大人の余裕と緩急ある演技でファンを獲得
- コメント:本作を“哲学的スポーツアニメ”と評し、個性の強いキャラを丁寧かつ躍動感ある演技で臨んだと語っています。



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