秋の映画動員ランキングで、劇場アニメ作品が引き続き強さを見せた。まず、『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』が6週連続で根強い首位を維持。その間、動員数や興行収入も順調に伸びており、累計観客数460万人超・興収70億円超えとの報も。
さらに目を引いたのは、「再上映」という枠組みでの存在感だ。『もののけ姫〈4Kデジタルリマスター〉』が4位に初登場。IMAX上映や来場者特典ポスター配布など話題性も相まって満席続出の盛況ぶり。また、『THE END OF EVANGELION…Air/まごころを、君に』も5位にランクイン。「月1エヴァ」と銘打ったシリーズ再上映で、89館という限定規模ながら3日間で動員7万9千人・興収1億超えを記録。
ランキング全体をみると、3位には『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、2位には『秒速5センチメートル』がそれぞれ位置。新作だけでなく、過去作再上映が動員を牽引する構図となっており、作品の“長寿力”や複数回劇場に足を運ぶファンの動きが改めて浮き彫りになる週末興行となった。
全国映画動員ランキングトップ10
- 劇場版 チェンソーマン レゼ篇
- 秒速5センチメートル
- 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
- もののけ姫〈4Kデジタルリマスター〉
- THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
- ONE IN A MILL10N
- 国宝
- ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス
- おいしい給食 炎の修学旅行
- ストロベリームーン 余命半年の恋
ネット上の声5選
- 「チェンソーマン、6週連続1位ってまさに“デンジ&レゼ”の勝利だね!」
- 「もののけ姫のIMAX上映、昔観た思い出そのままに迫力リメイクで鳥肌」
- 「エヴァ再上映がまだこんなに劇場で盛り上がるとは…30周年パワー恐るべし」
- 「鬼滅や秒速と並んで、再上映枠がこれだけ食い込む映画界の変化を感じる」
- 「限定特典+リマスター+名作の組み合わせはもう“劇場へ行きたい”動機そのものだ」
映画動員ランキングの豆知識5選
- 動員ランキングでは「再上映作品」も新作と同じ土俵で集計されるため、名作の再公開でも順位入りが可能。
- 再上映作品に“IMAX”や“4Kデジタルリマスター”といった付加価値をつけると、満席&話題化の相乗効果が起きやすい。
- リミテッド館数・短期間限定上映でも、ファンの動員が集中すればランキング上位が狙える(例:エヴァ89館で5位入り)
- 新作ではない「旧作+特典商法」も興行成績向上の一因となっており、劇場興行の戦略が多様化している。
- 動員数だけでなく興行収入も併せて報じられることが多く、客単価(時間帯・特典付与など)も作品の評価指標となる。



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