最近の研究によると、トイレを流した瞬間、普段は目に見えない “エアロゾル(空気中を漂う液体/固体粒子)” が便器から驚く勢いで飛び散ることが明らかになりました。
特に、流してからおよそ8秒以内で高さ1.5mほどまで粒子が到達し、速さは毎秒2mにもなるという結果が出ています。
さらに、粒径が5〜10マイクロメートル程度の小さな粒子は落ちるのが遅く、“数分間”空気中に漂い続け、ウイルスやバクテリアが付着して周囲に定着する可能性も指摘されています。
こうした飛び散りのリスクは、便器のフタを閉めて流しても完全には防げないとする研究もあり、公共トイレなどの「換気」「清掃」「使用時の距離」の見直しが求められています
私たちが「普通に使ってた」トイレ、その背後にこうした“見えない飛散”があることを知ると、使い方やお掃除の意識も少し変わりそうです。
エアロゾルの豆知識 5選
- エアロゾルとは:空気中を浮遊する微小な液体または固体の粒子の総称。トイレの水洗時にも発生します。
- 飛散範囲・高さ:流してから約8秒以内に高さ約1.5 mまで届き、秒速およそ2 mという勢いで飛ぶことが確認されています。
- 滞留時間の長さ:粒径が小さい(5〜10 µm程度)と、落下せずに数分〜数十分間、空気中を漂う可能性があります。
- フタを閉めても100%防げない:フタを閉めても、隙間から粒子が抜け出したり壁面・便座裏などに付着・残留するケースが報告されています。
- 湿度・便器形状で影響あり:湿度が高い環境では飛散しやすく、また便器の水流タイプやフチ形状、水たまり部のサイズが小さいものほど飛び散りが多いという調査も出ています。



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