任天堂が新たに「マウスとしても機能するJoy-Con」の特許を出願したことが判明しました。この特許は、現行のNintendo Switchのコントローラー「Joy-Con」を進化させたもので、従来のゲーム操作に加え、マウスのようなポインティング機能を持つ仕様となっています。
特許の内容と特徴
出願された特許によると、新しいJoy-Conには光学センサーや加速度センサーが搭載され、テーブルなどの平面上でマウスのように動かせる仕組みになっています。これにより、次のような操作が可能になると考えられます。
- マウスのようなポインタ操作(PCのマウスと同様にカーソルを動かせる)
- 直感的なUI操作(画面の選択やタッチ代替操作が可能)
- クリエイティブな用途(お絵描きやデザインツールへの応用)



また、この特許ではJoy-Conの取り外しや着脱によるモード切替にも言及されています。通常のゲームプレイ時は従来通りのボタン・スティック操作が可能で、テーブル上で使うときはマウスとして機能する仕様のようです。
Nintendo Switch 2への採用は?
任天堂はこれまでも、直感的な操作を重視する特許を数多く取得してきました。たとえば、SwitchのJoy-Conにはすでに「HD振動」や「モーションIRカメラ」などのユニークな技術が搭載されています。今回の特許も、次世代機(Nintendo Switch 2)に向けた技術開発の一環と見ることができます。
もしNintendo Switch 2にこの技術が採用されれば、以下のような新たな遊び方が可能になるかもしれません。
- Nintendo Switch 2のUIがタッチ操作不要で快適に操作できる
- シミュレーションゲームやクリエイティブツール(マリオメーカーなど)での操作が向上
- PCやスマホとの連携が強化され、ワイヤレスマウスのように使用可能
実現の可能性は?
ただし、特許が出願されたからといって必ず製品化されるわけではありません。任天堂は多くの技術特許を出願していますが、実際に採用されるかは不明です。過去にも「折りたたみ式Joy-Con」や「タッチパッド内蔵コントローラー」などの特許を出願していましたが、実際に製品化には至っていません。
とはいえ、次世代機では操作性の向上が求められるため、この技術がNintendo Switch 2の新機能として導入される可能性は十分にあります。公式発表が待たれるところです。
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