野球界のスーパースター・大谷翔平選手が、防犯サービス企業 セコムのアンバサダーとして「ホームを全力で守るプロジェクト」の第3弾に登場し、漫画界からまさかの豪華タッグで応援を受けています。今回、漫画界を代表する『名探偵コナン』の青山剛昌氏と、『MAJOR』の満田拓也氏が、大谷選手の全身イラストをそれぞれ描き下ろし。両作品のタッチで描かれた大谷選手の姿が公開され、ネットでは「このままオークションに出したら、どえらい金額になるのでは」といった反響を呼んでいます。
この企画は「たいせつなもの=“ホーム(家・家族・安心できる場所)”」を守るというテーマを掲げ、第1弾CM、第2弾SNSキャンペーンを経ての第3弾。今回はウェブ上で「ホーム守備力テスト」に参加した人に、青山氏・満田氏による描き下ろしイラストがプレゼントされるという内容です。


青山氏はコメントで「ラブコメ殺人マンガ家(自分)でいいの?と思いましたが、魂を込めて描きました」と語り、満田氏も「『メジャー』を描いていて良かった。漫画家冥利に尽きる」と感激を示しています。
ファンからは、「いくら大谷を描いたとは言え、やっぱり工藤っぽさと吾郎っぽさは抜けないね!」、「青山先生の野球選手描写めちゃくちゃ貴重じゃない!?」など、両作者の作風が反映されたイラストに歓喜の声が寄せられています。
漫画家・青山剛昌と満田拓也の豆知識5選
青山剛昌氏
- 鳥取県東伯郡大栄町(現・北栄町)出身。出身地にある「青山剛昌ふるさと館」には、『名探偵コナン』の手稿や展示が常設されています。
- 小学生の頃から推理小説好きで、特に「シャーロック・ホームズ」に影響を受け、理科・化学分野も好んでいた、との記録があります。
- 本名の読みが「あおやま よしまさ」で、ペンネーム表記の読み「あおやま ごうしょう」と異なるという珍しいスタイル。
- 作品内に小ネタが多く、特に“ばーろー(バーロー)”という言い回しが、柯南シリーズではおなじみの口癖になっています。
- 加油站(ガソリンスタンド)を営む家庭で育ち、少年時代に近所の子らと“少年探偵隊”ごっこをしていたというエピソードもあります。
満田拓也氏
- 1965年6月17日生まれ、広島県福山市出身。1995年に『MAJOR』で第41回小学館漫画賞を受賞しています。
- 初期作品『健太やります!』の後、編集部から「ロボット漫画を描きたい」という希望を却下されて野球漫画の『MAJOR』を描くことになった、という裏話があります。
- 『MAJOR』連載当初、作者自身は「最終的に吾郎がメジャーリーグのマウンドに立って終わる」という構想を持っていたことを語っています。
- 漫画内で登場する「ジャイロボール」について、実際には存在しない球種だった、と満田氏自身が発言しているという説があります。
- 長期連載&大量巻数(全78巻)という“野球漫画の王道”を築き、累計部数も高く、実際に野球を始めたというファンも多い影響力の作品です。



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