映画芸術科学アカデミーが11月21日(現地時間)に発表した第98回Academy Awards(アカデミー賞)候補作リストに、我が国の話題作が次々に名を連ねています。中でも圧倒的な注目を集めているのが、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来。長編アニメーション賞の審査対象作品として登録され、世界興行収入1,000億円超えという邦画史上最大級の“社会現象”的ヒットを背景に、まさに“勝負”の舞台に上がったかたちです。
さらに、日本からは国際長編映画賞の審査対象作品として国宝もエントリーされています。邦画がこの2部門で同時に候補に名を挙げるというのは極めて異例で、世界が日本映画に改めて目を向けていると言えるでしょう。
ネットのコメントでは、
「アニメを観るには歳を取りすぎたと思っていたけれど、この映画で若い頃の思い出や感情を取り戻せた。ありがとう。第二章、第三章も楽しみ!」
「美しい名作を作り、原作漫画のビジョンを形にしてくれてありがとう」
「娘の付き添いで観に行ったが、私自身も予想以上に楽しめた」
「第二章の公開日はいつ?」
「素晴らしい作品に感謝。オスカーを受賞しますように」
といった声が寄せられています。
このような感動・期待・誇りといったユーザー投稿が波及する中、映画界では“もはや確定演出か”というほどに期待が高まっているのも頷ける状況です。〈ここまで〉
アカデミー賞候補の豆知識5選
- 長編アニメーション賞や国際長編映画賞の候補作リストは、まず「審査対象(エントリー)作品」として発表され、その後さらに絞られて最終ノミネート(五〜十数作品)→受賞という流れをたどります。
- 日本語を主言語にした映画が「国際長編映画賞」に応募できるのは、“英語以外の言語が50%以上”という条件があるため。
- 候補に残ってもそのまま「ノミネート」ではなく、さらに審査を経て「ノミネーション(最終候補)」となるため、今回の“審査対象入り”=確定ではありません。
- 長編アニメーション賞部門では“アニメだから”というわけではなく、技術・表現・物語性・世界配給の可能性など複数要因が評価対象となります。
- 邦画がこれだけの規模でアカデミー賞関連の候補リストに複数エントリーされるのは過去例が少なく、“邦画が世界アワードを狙える”というムードを醸成する契機になり得ます。
日本からの歴代アカデミー賞候補(抜粋)
- 〈国際長編映画賞部門〉
- Plan 75(2022年) … 日本代表としてエントリーされたがノミネートはされず。
- 今回:国宝(2025年)…エントリー段階。
- 〈長編アニメーション賞部門〉
- 今回:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(2025年)…審査対象作品入り。
- その他:その他日本作品も審査対象に複数名を連ねており、日本アニメ界の国際展開が加速中。
※あくまで“候補・エントリー”段階の作品を挙げており、「確定ノミネート」→「受賞」まで至った邦画は極めて限られています。



コメント